大雪消防組合
TAISETSU FIRE DEPARTMENT

　令和６年１月３１日、多数の傷病者発生事案を想定したトリアージ※訓練を美瑛消防署にて実施しました。今回の訓練では、バスが路面不良により立ち木に衝突した単独交通事故により、多数の傷病者が発生しているとの通報内容から、迅速に全体把握や観察を行い、重傷者から順により多くの負傷者を助けるトリアージを実施しました。

　隊長指示のもと、各隊員が迅速にトリアージを行い、適切に観察・処置・搬送へとつなげることを確認し、実際に事故が起きた際への対応を学ぶことができました。また、訓練終了後には検証会を実施し、各隊員からの反省や振り返りを受けることで、組合内における職員全体の更なる知識向上を図りました。

　※トリアージとは、災害発生時などに多数の傷病者が発生した場合に、傷病の緊急度や重症度に応じて治療優先度を決めることです。